エルゴノミクスチェアとは?科学的根拠と選び方の基準

エルゴノミクスチェアとは?科学的根拠と選び方の基準

「デスクワーク中の腰や背中を楽にしたい」と思ってオフィスチェアを探していると、「エルゴノミクスチェア」という言葉を見かけることはよくありますよね。 とはいえ、「エルゴノミクスチェアってなに?」「普通のチェアとの違いは?」などが気になる方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、エルゴノミクスチェアの特徴や、メリット・デメリット、そしておすすめの選び方までご紹介します。 デスクワークによる身体への負担を少しでも和らげたい方はぜひチェックしてみてください。

エルゴノミクスチェア(人間工学チェア)とは

エルゴノミクスチェア(人間工学チェア)の基本的な特徴と座り方のイメージ

まずは、エルゴノミクスチェアとはどんなものか、ご紹介します。


人間工学(エルゴノミクス)に基づいた設計の仕組み

「エルゴノミクス」とは、日本語で言うと「人間工学」です。
人間の身体が無理なく、快適かつスムーズにモノを使えるよう、デザインや環境を設計することを指します。
そのため、エルゴノミクスチェアとは、長時間のデスクワークによる肩や腰への負担軽減を目指して設計されたチェアのことです。
例えば、体圧分散や姿勢の維持などをサポートする構造が備わっているチェアがエルゴノミクスチェアと呼ばれることがよくあります。

一般的なオフィスチェア・ゲーミングチェアとの違い

一般的なオフィスチェア・ゲーミングチェアとエルゴノミクスチェアの大きな違いは、身体への負担をサポートする構造や調整機能の充実性にあります。
一般的なチェアだと、パーツ調整が高さなどの最小限のものに限られていることが多いですが、エルゴノミクスチェアはランバーサポートやアームレストなどのパーツも細かく調整できる場合が多いです。
また、エルゴノミクスチェアは背中のS字カーブにフィットする形状や、体圧分散を重視した座面などが備わっているものも多く、長時間のデスクワークに最適化されたチェアだと言えるでしょう。

エルゴノミクスチェアのメリット


続いて、エルゴノミクスチェアのメリットを紹介していきます。

長時間のデスクワークによる身体への負担を和らげられる

エルゴノミクスチェアは、座った状態での身体への負担を分散し、感じにくくすることを目的に設計されています。
そのため、長時間のデスクワークで、背中や腰の痛みやコリに悩んでいる方におすすめです。
ただし、医療機器ではないため、慢性的な腰痛などの治療を求める方は医師などに相談するようにしましょう。

疲れにくく作業への集中力をキープしやすい

長時間座って作業をしていて、腰の痛みなどが出ると集中力が途切れやすいですよね。
しかし、エルゴノミクスチェアを使えば身体へのストレスを感じにくくなるため、集中力の途切れを減らせる可能性があります。
また、背筋を伸ばした自然な姿勢で作業ができるようになることで、深い呼吸が可能になり、脳への酸素供給を安定させることにもつながります。

長期的に見て整体やマッサージに通うコスト削減につながる

長時間のデスクワークが続くことで身体へのストレスが溜まると、慢性的な腰痛などが起こることがあります。
その結果、整体院やマッサージ、酷い場合は病院に通うことになり、思わぬ出費につながることも考えられます。
そこで、身体への負担をサポートするエルゴノミクスチェアがあれば、それらの身体的トラブルを軽減できる可能性があると言えるでしょう。
長期的に見れば身体のメンテナンスにかかるコストの削減につながるため、自分の健康への投資としてエルゴノミクスチェアを導入することは十分おすすめです。

エルゴノミクスチェアのデメリット

一方で、エルゴノミクスチェアには以下のようなデメリットもあります。

価格が高くなりやすい

エルゴノミクスチェアは、可動部が多いので部品も多かったり、研究開発に時間がかかったりするため、価格が高くなりやすいです。
一般的なオフィスチェアの場合、安いものは1万円以下から購入できますが、エルゴノミクスチェアの場合は安いものでも3〜4万円前後で販売されています。
また、高価なモデルは30万円以上のものもあるため、価格の安さを重視する方にはハードルが高い製品ジャンルと言わざるを得ません。

本体のサイズが大きく、重量も重め

エルゴノミクスチェアは身体の各部位をしっかり支えるため、アームレストやヘッドレストがつくことが多く、結果的にサイズが大きくなりがちです。
また、可動部が多いためパーツの構造も複雑になり、重量も重くなる場合が多くあります。
1人だと搬入や組み立てが難しい場合もあるので、購入前には製品の重さなどはしっかり確認しておきましょう。

機能が多く、パーツ調整が手間

エルゴノミクスチェアは、一人一人の身体に最適なフィット感を提供するため、パーツの可動部分が多く、可動域も広いものが多いです。
そのため、座って姿勢を変えるたびに細かいパーツ調整を何度もする必要があり、面倒くさくなってしまう可能性が考えられます。
パーツ調整の手間が少ない設計のチェアも存在するので、調整の手軽さなども事前に確認しておくことが重要です。

エルゴノミクスチェアのおすすめの選び方

続いて、エルゴノミクスチェアを選ぶ際に注目すべきポイントをご紹介します。

パーツの充実度で選ぶ

一口にエルゴノミクスチェアと言っても、製品によって搭載されているパーツには違いがあります。
特に後頭部から首を支えるヘッドレスト(ネックレスト)は装備されている製品と装備されていない製品が混在しており、首もしっかり支えたいという方はパーツの有無をチェックするようにしましょう。
また、腰部分のランバーサポートも搭載されていないモデルが一部存在するので、各部位のサポート状況は確認必須です。

調整機能の幅と操作のしやすさで選ぶ

自分の身体にしっかりフィットするか心配な方は、各パーツの調整幅をチェックしましょう。
座面高はもちろん、アームレストやヘッドレストの上下や前後、角度の可動域の幅は身体との相性をチェックする上で重要なポイントです。
特に身長が高い人、低い人はパーツ調整の幅が広いモデルを選びましょう。
また、座ったまま手軽にパーツ調整ができるモデルだと、日常的な使いやすさにもつながるのでおすすめです。

座面素材で選ぶ

エルゴノミクスチェアの座面素材

エルゴノミクスチェアの座面素材は、大きく分けてメッシュとクッションの2種類が存在します。
メッシュ素材は高い通気性が魅力ですが、フレームに身体が当たって不快感を感じる場合がある点が特徴です。
一方、クッション素材の場合は身体を優しく包み込めるので座り心地がいいですが、メッシュよりも通気性が劣るという特徴があります。
実際の座り心地が大きく変わるポイントなので、実際に試座してどちらが好みか判断するとよいでしょう。

メーカー保証・アフターサービスで選ぶ

エルゴノミクスチェアは、まさにデスクワークのお供として何年も使い続けるものなので、メーカーの保証やアフターサービスは重要な判断ポイントです。
保証の年数のほか、保証範囲、さらにカスタマーサポートの充実度などをチェックすることをおすすめします。

「動きに合わせて支える」次世代エルゴノミクスチェアLiberNovo Omni

LiberNovo Omniは「動きに合わせて支える」という発想の動的エルゴノミクスをコンセプトにした、次世代のエルゴノミクスチェアです。
長時間のデスクワークを快適に過ごしたいすべての方におすすめのOmniシリーズの魅力をご紹介します。


動きに追従する「動的エルゴノミクス」

LiberNovoのエルゴノミクスチェアの根幹にあるのが「動きに合わせて支える」という発想の動的エルゴノミクスです。
一般的なエルゴノミクスチェアの多くは、理想的な姿勢に矯正して固定する設計ですが、人間の身体は座っている間も細かい動きを続けています。
そこで、LiberNovoのチェアはしなやかに形が変わるフレックスフィットバックレストや、すべてのパーツが全身の動きに追従するダイナミックサポート構造などを採用しました。
これによって一人一人の姿勢や使用中の動きにもフィットし、常に快適で無理のない座り心地を提供します。

充実性と手軽さを両立したパーツ調整

LiberNovo Omniシリーズの各パーツは位置調整が非常に充実しています。
アームレストは上下、前後、角度、左右の4方向、ヘッドレストは上下、前後、角度の3方向に調整が可能。
調整幅も広いので、体格や姿勢に合わせて最適なフィット感を得ることができます。
また、LiberNovo Omniシリーズが採用するダイナミックサポート構造は、リクライニング時にヘッドレスト、アームレスト、座面などがすべて連動して動く機能です。
これにより、姿勢を変えても常に最適な位置に各パーツが移動するため、姿勢を変える度に手作業で1つ1つ調整する必要がありません。
充実したサポート構造を備えながら、手軽な使い勝手も両立している点は、従来のエルゴノミクスチェアの弱点を解消した大きなポイントです。

体圧分散にこだわったクッション素材

長時間のデスクワーク中の疲れをサポートするには、体圧の分散が重要です。
LiberNovo Omniシリーズは座面だけでなく、バックレストやヘッドレストにも柔らかいクッション素材を採用。
全身が包み込まれるような座り心地で、体圧を分散して首から背中、腰にかけてのストレスが溜まりにくい構造です。
また、座面クッションは後部は硬め、前方は柔らかめと密度を変えた構造をしており、安定した座り心地と膝裏の快適性を両立しています。

ワンタッチで調整可能な電動ランバーサポート

LiberNovo Omniシリーズの特徴的な機能の1つが電動ランバーサポートです。(一部非対応モデルあり)
左手側のアームレストにあるボタンを押すだけで、電動でランバーサポートの位置を無段階で調整することができます。
座った状態でもワンタッチで簡単に調整できるので、手軽に座り心地を調整したい方にぴったりです。

長時間作業の疲れを解放する電動ストレッチ機能

LiberNovo Omniシリーズの電動機能は、ランバーサポートの調整だけではありません。
5分間、腰部分を電動で上下させて背中を伸ばすOmniストレッチ機能も搭載されています。
デスクワークの合間にご利用いただくことで、背中や腰に溜まった疲れを座ったまま手軽にリフレッシュすることができます。
最大160°のリクライニングと組み合わせることで極上のリラックスタイムが得られるので、作業への集中以外にリフレッシュも充実させたい方におすすめです。

エルゴノミクスチェアに関するよくある質問

最後に、エルゴノミクスチェアに関するよくある質問にお答えします。

「エルゴノミクス」と「人間工学」は同じ意味ですか?

はい、同じ意味です。
エルゴノミクスは英語(ergonomics)、人間工学はその日本語訳で、人間の身体が無理なく快適に使えるようデザインや設計を施すための技術や概念を指します。

エルゴノミクスチェアを使うと、腰痛などの症状が良くなりますか?

エルゴノミクスチェアは医療機器ではなく、あくまでオフィスチェアの一種です。
そのため、腰痛などの疾病の治療を目的としたものではなく、またそういった効果があると明言することもできません。
あくまでも、長時間快適な座り心地を維持することを目的とした製品であることを念頭に置きましょう。

椎間板ヘルニアや坐骨神経痛がある場合でもエルゴノミクスチェアは使えますか?

椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの疾病を抱えている場合、エルゴノミクスチェアの機能によって症状の悪化につながってしまう可能性があります。
エルゴノミクスチェアの使用を検討している場合は、まずはかかりつけ医に相談するようにしましょう。

まとめ:あなたに最適なエルゴノミクスチェアで理想のワークスペースへ

長時間のデスクワークによる身体の負担にお悩みの方にとって、エルゴノミクスチェアは強い味方です。
身体を支える最も身近で重要なアイテムなので、製品を選ぶ際は細かい部分までじっくりと調べて検討するようにしましょう。
また、LiberNovo Omniシリーズは従来のエルゴノミクスチェアとは違い、「動きに合わせて支える」ことを目的にした次世代のエルゴノミクスチェアです。
電動のストレッチ機能や調整幅の広いパーツなど、快適性にこだわって設計しているため、デスクワークを支えるパートナーをお探しの方はぜひチェックしてみてください。